2014年W杯開催スタジアム、サルヴァドールのフォンチノーヴァの建設現場に行ってきた。

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本日、5月6日日曜日、長男と一緒にフォンチノーヴァの建設現場に行ってきた。

長男が昨日のサッカーの試合で怪我をし、整形外科がフォンチノーヴァの近くだったため、見学に行ったのだった。

 

フォンチノーヴァは、2012年のW杯の会場の一つに選ばれたサルヴァドールにあるスタジアムである。長らく地元の大人気チーム、バイーアのホームスタジアムとして使用されていたが、2007年12月にバイーアが3部から2部に昇格が決まった試合で、ファンが狂喜乱舞しすぎて、観客席が崩落するという大惨事が起こったのだ。2014年のW杯での使用が決まった後も、しばらくは、改修するのか新築するのか決まらず、やっと新築することが決まり、2010年に旧スタジアムを解体し、2011年から新築工事が始まったのだった。

このペースでは間違えなくW杯までには間に合わないだろうと思っていたが、予想外のハイペースで工事が進み、昨年末ぐらいから見学ブースが設けられたのだった。

 

私は、3月に一人で見学に行っていたが、サッカー大好きの長男も行きたいと言うので、一緒に行ってきたのだった。

 

見学ブースは大したことはないのだが、10歳の長男は無料だったが大人は入場料が6レアル(約270円)かかる。

 

まずは、約2分間のプロモーションビデオを見る。今までとは大違いの驚くほどに立派なスタジアムになることがわかる。ブラジルには現存しない、ヨーロッパの最先端のようなスタジアムになるのだ。ブラジルにはかような立派なスタジアムが皆無なので半信半疑なのだが、これを見たら、サッカーファンなら誰もがここでサッカー観戦したいと思うだろう。私も本当に早くここでサッカーを観たいと思った。

 

建設現場はガラス越しに見るのだが、結構出来上がっている。ブラジルでは一二を争うぐらいの順調に建設工事は進んでいるようだ。

 

予定では、今年末に完成し、来年3月にFIFAの審査を受け、4月か5月に杮落としの試合を行うらしい。そして6月に行われるコンフェデレーションカップで本格使用をはじめるとのことだった。

その後は、スタジアムとしては、地元の2チーム、バイーアとヴィトリアに使用するように働きかけているとのことだが、今のところ使用が決まっているのはバイーアだけとのことだった。

 

とにかく、早くここで試合が観たいと思った。

 

そんな期待を膨らませられたスタジアム見学だったのだ。