ブラジル見聞録 その1~チケット確保から出発まで~
このブログ、「ブラジルサッカーレポート」について、しばらく記述できないでいたが、今回2年ぶりにブラジルに行くので、それを機に、再び書いていきたい。
とりあえず、ブラジル滞在中にあったことを中心に、ブラジル見聞録という形で語っていきたい。
いよいよブラジルW杯が始まった。また4年に一度のスポーツ界最大の祭典が始まるのだ。
今回のW杯、ブラジルという私にとって第2の祖国で行われるので、特別の思いを持って迎える。
そういった事情もあり、昨年9月の世界一斉チケット発売日にチケットの抽選に申込み、まさかとは思っていたが、抽選の結果当たってしまったのだ。
そして12月、対戦カードの組合せが決まり、最終的にどこの場所の何戦のチケットが確保できたのかが分かり、それを基に行程を決め航空券やらホテルやらの予約を完了させたのだった。
しかし、だからといってその通りに行けるとは限らない。
サラリーマンをやっている以上、ある程度の長期の休みをもらうのは至難の業だ。
また、毎年4月には定期異動があり、海外も含めてどこに移動になるかまったくわからない。
今年の正月、初詣で神社にお参りに行った際も、願い事は、「今年何としてもブラジルでW杯を観に行くことができますように」というものだった。
3月の内示の日に、異動がないとわかったときは本当にホッとしたものだった。
そして、何とか会社に休暇の許可を取ることができて初めて、W杯を心待ちにすることができるようになった。それが開幕の1か月前ぐらいだった。
それから、やっとこの大会を心から楽しみに思うようになってきた。
しかし、10日間も休むとなるとその穴を埋めるための事前準備はかなり大変なものだった。1~2週間前には、果たして本当に行けるのだろうか?との思いも強く、けっこう不安だった。
そして、昨日、何とか仕事のキリもつけてきて、無事に行くことができることになり、本当に安堵感に包まれたのだった。この安堵感は相当のものだった。
昨晩は、ほとんど徹夜で用意をした。
さて、6月12日(木)、ブラジルW杯が開幕するまさにその日、朝7時ごろ、愛犬も一緒に車で成田へ向かった。我々の不在の期間、愛犬も預けなければならないが、成田空港近くの駐車場でペットホテルも兼ねてやってくれるところがあったので、そこにお願いすることにしたのだ。強い雨が降っていたが、道はそれほど混んでいることもなく、順調に行くことができた。
成田空港では平日の昼間ということでそれほど混んでいることはなかったが、けっこう日本代表のユニフォームを着ている人の姿も目立った。
因みに、我々は特にユニフォームを身に纏うことなく普通の格好だった。
さて、今回のブラジル滞在は、ちょうど2年ぶりということになる。そもそも、ブラジルに行く最大の目的は、2年に1回行うことが必要な永住ビザの更新のためである。それが、たまたまW杯の時期に重なり、チケットの予約抽選に申し込んだら、これが申し込んだものがすべて当たり、永住ビザの更新を兼ねたW杯観戦旅行をすることにしたのだ。
ブラジルにどのようにして行くかについては、いろいろな選択肢があるが、結局、効率よく飛べて比較的安かった成田からフランクフルト経由でサンパウロに入る道を選んだ。
これが成田を出て関空を経由してフランクフルトに入る。成田から乗る人の数はかなり少ないように感じたが、関空からけっこう乗ってきて、8割ぐらいは埋まっている感じだった。
久々のプライベートでの旅行なので、機内でもビールやワインは飲むは、映画は観るはで超リラックスモードだ。
果たしてどのような珍道中になるのか、とても楽しみである。