[プレミアリーグ2012‐13]第23節マンチェスター・シティー対フラム 久々にヨーロッパサッカーをTV観戦した!

昨日1月26日深夜、NHK-BSでTV中継されたプレミアリーグマンチェスター・シティー戦をTV観戦した。

ブラジルに住んでいたときは、それこそよくサッカーのTV観戦をしていて、ヨーロッパのサッカーもよく見ていた。ブラジルにはSPORTVやESPNといったスポーツ専門チャンネルがとても充実しており、週末にはブラジルリーグに加え、ヨーロッパの主要なリーグはすべてTV観戦できる環境が整っていた。

しかし、ここ日本では、私が疎いせいかもしれないが、なかなかそのようなものが見れていない。サッカー観戦以外にけっこう週末もあわただしいということもあると思うが、TV観戦する環境が整っていないのだ。

今、我が家では、ヨーロッパサッカーが見れるチャンネルは、ほぼNHK-BSに限られる。それも、今までろくにチェックしていなかったのだが、昨日はたまたま新聞のTV欄を見て、シティー戦をやるのならちょっと見てみようかと思ったのだった。

さて、この日放映されたのは、既に1週間前に試合が終わっているマンチェスター・シティー対フラムの録画放送だった。ブラジルで見ていたのはすべて生放送だったので、録画放送は残念に思うが、まあ仕方がない。夜中の1時からの放送だった。

私は、2010年10月にシティーの試合をシティー・オブ・マンチェスターに観に行ったこともあり、プレミアリーグの中ではシティーはかなり好きなチームだ。今でこそマンUに香川が入ったのでマンUも応援しているが、テヴェスが入ってからというものシティーは応援しているチームの一つである。

シティーに限らず、最近というか今シーズンのヨーロッパリーグのサッカーをほとんど見ていないので、まったくチームの状況がわかっていなかった。

まず、先発メンバーを見たが、テヴェスはスタメンで出場していた。昨シーズンは監督との確執からほとんど試合には出ておらず、移籍間違いなしぐらいに思ったものだが、マンチーニとの関係は修復されたようでなかなかの活躍ぶりだった。テヴェスはコリンチャンス時代からとても好きな選手なので、テヴェスの活躍ぶりを見れることは格別の思いを感じる。

この日のシティーの先発メンバーは、以下の通りだった。

GK:ジョー・ハートイングランド

SB:右サバレタ(アルゼンチン)

  左クリシー(フランス)

CB:右コンパニー(ベルギー)

  左ナスタッシ(セルビア

ボランチ:バリー(イングランド

     ハビ・ガルシア(スペイン)

MF:右ミルナーイングランド

  中央カルリットス・テヴェス(アルゼンチン)

  左ダヴィド・シルヴァ(スペイン)

FW:ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴビナ

という布陣だった。

控えに、ナスリ(フランス)、アグエロ(アルゼンチン)、バロッテリ(イタリア)という超豪華メンバーである。

今やテヴェスはこれだけのメンバーの中でも先発に選ばれているのだから相当なものだと思った。

対するフラムだが、知っている選手はベルバトフブルガリア)ぐらいだった。ベルバトフといえばマンUだが、フラムに移籍したのは知らなかった。

フラムといえば稲本が在籍し、以前はフルハムと呼んでいたと思うが、今ではフラムという呼称が定着しているのだろうか?

ちょっと眠い眼をこすりながら、今日は真剣に見るぞ、と思いTVの前のソファに腰かけてすぐ、いきなりゴールが決まった。開始1分数十秒、ダヴィド・シルヴァのゴールだ。フラムボールをインターセプトしたボールがジェコに渡り、ジェコが打ったシュートをGKが弾いたところを詰めていたダヴィド・シルヴァがシュートを打ち、鮮やかに決まったのだ。

これには目が覚めた。いきなりのゴールである。これはゴールラッシュになるのか、と楽しみに思った。

しかしその後、シティーは一方的に攻めるが、なかなかゴールが決まらない。そのうち私もうとうとしてしまい、いつのまにか前半も終了間際になっていた。

結局、そのまま1-0で前半を終えた。

後半も、シティーは攻めまくっていたが、なかなかゴールが奪えないでいた。そんな中、後半24分にダヴィド・シルヴァが技ありのゴールを決めた。

相変わらず、ダヴィド・シルヴァはいい動きをしていると思った。

さて、わが応援するカルリットス・テヴェスだが、なかなかよかった。相当にチャンスに絡んでいたし、久々にテヴェスの勇姿を見ることができ、これだけでも満足した。

あとは、この日私が注目したのはCBのコンパニーの動きであった。というのも、わが長男が最近CBでプレーするようになったので、世界的なCBはどのような動きをするのか把握しようと思ったからだ。今までは、やはり中盤の華麗な動きのポジションの選手に目を奪われていたが、今までほとんど注目していなかった地味なポジションだから、私自身も知る必要があったのだ。相手が格下ということもあると思うが、終始安定しておりまったく危なげなかったという印象だ。

コートの広さが小学生のそれと違いすぎるせいか、やけにゆったりと余裕を持ってボールを回してるな、と思った。

プレミアリーグといえばスピード感だが、この日はあまり感じられなかった。解説の原博実が言っていたが、この日のパフォーマンスは両チームともよくないとのことだった。ブラジルと違い、実況や解説のしゃべる内容が100%わかるというのも、サッカー観戦する上でいいのか悪いのか。

試合は2-0でシティーが勝った。それこそ、後半最後のほうにはシティーには数えきれないほどの決定的なチャンスがあったが、それをどれも外してしまっていた。

久々にヨーロッパサッカーをTV観戦したが、やはりおもしろい。

これからも機会があれば、どんどんTV観戦もしていきたいと思ったのだった。