ブラジル対メキシコ 見所なく終わってしまった、なんとも残念な試合だった!

先週の日曜日6月3日、こちらの時間で午後4時6分からこの試合は行われた。セレソン4連戦の3戦目となる。

この日昼間、私は所用があり外出しており、試合開始時からしばらくは車の中のラジオ中継で聞いていた。ラジオ中継ほど試合展開のわからないものはない。突然「ゴーーール!」と実況が叫んだ。どっちに入ったのか全然わからなかったが、よく聞いたらメキシコのゴールだった。

さて、自宅に着き、急いでTVをつけると、前半26分になっていた。1-0でメキシコリードのままだった。

そしてほどなく、前半32分にメキシコにPKが与えられてしまった。GKハファエロは、読んで跳んだが、マンUで活躍中のエルナンデスが蹴った球は、ゴールマウスの中に入っていった。

この時点で早くも0-2とブラジルは2点のビハインドを追ってしまうことになった。

この試合、結局そのままブラジルは0-2で負けた。

スコアだけ見るとメキシコの完勝のように思われるかもしれないが、そういうわけでもない。

ブラジルもメキシコも大したことなく、低調な試合だった。

それにしても、時間は十分あったにもかかわらず、まったくゴールが奪えなかったことに関しては、かなり残念に思った。よくも悪くもサントスのサッカーを見ている感じだった。ネイマールが抑えられるとどうにもならない。

さて、ブラジルの選手たちの翌日の新聞の評価は以下のとおりである。スポーツ紙Lanceとサンパウロ大衆紙Agora紙の順に記す。

GK:ハファエロ Rafael(12) L4.5 A5.5  

SB:右ダニーロ Danilo(21) L4.0 A4.0

  左マルセロ Marcelo(6) L6.5 A5.0

DF:右チアゴ・シルヴァ Thiago Silva(3) L6.0 A5.5

    →ブルーノ・ウヴィーニ Bruno Uvini(13) L5.5 A5.0

左フアン Juan(4) L4.5 A4.0

ボランチ:右サンドロ Sandro(5) L5.5 A5.5

→ルーカス Lucas(7) L5.0 A5.0

     左ホームロ Romulo(8) L6.0 A4.0

トップ下:オスカール Oscar(10) L6.0 A6.0

→カゼミーロ Casemiro L- A-

FW:右フッキ Hulk(20) L5.5 A6.0

ウェリントン・ネン Wellington Nem L5.0 A-

  中央レアンドロ・ダミアオン(9) L4.5 A4.0

    →アレッシャンドリ・パト Alexandre Pato(19) L4.5 A5.0

ネイマール(11) L5.0 A4.0

この結果に対し、マスコミの反応は、「今回はいいが次のアルゼンチン戦での結果次第で、(監督の)マノ・メネーゼスのクビが飛ぶだろう。」というものだった。

果たして、次の4連戦最後のアルゼンチン戦はどのような試合になるのだろうか。そして、どのようなメンバーで臨むのだろうか?GKハファエロは、先発の座を守れるのだろうか?非常に注目である。

ネイマール

ブラジル代表