決勝トーナメント1回戦レヴァークーゼン対バルセロナ 負けはしたがレヴァークーゼンはなかなか頑張ったという印象だ!

昨日2月14日、こちらの時間で夕方5時45分からこの試合があった。

仕事を終え、6時ごろに帰宅し、すぐにTVをつけたら前半12分になっていた。0-0でまずは安心した。

バルサのサッカーを見るのは、去年の世界W杯決勝以来となる。

やはり、アウェイとはいえ、バルサのサッカーだ。バルサが徹底的にパス回しをしている。

しかし、フィニッシュまでほとんど持ち込めないでいた。

前半のボールポゼッションは、バルサの78%と出た。そこまで一方的な感じはしなかったが、相当に支配していたことは確かだった。

前半、レヴァークーゼンにはほとんどチャンスはなかった。バルサを0点で抑えれられればいいなぁ、と思っていたら、前半終了間際の41分、アレクシス・サンチェスに決められてしまった。

DFラインが破られ、GKと1対1になってしまったのだ。こうなるとどうしようもないだろう。

バルサ1-0で前半が終了した。

ハーフタイムにおもしろいことがあった。BGMとして、ミッシェル・テローの今大流行している「ノッサ、ノッサ・・・」で始まる曲が流れたのだ。ブラジルのTV局の実況の人たちが「オオ、ノッサ!ミッシェル・テロー!」と言って大喜びしていた。

本当に流行っているんだなぁ、と改めて思った。

さて、後半が始まった。

何とレヴァークーゼンが同点に追いついたのだ。

クロスがきれいに入り、カルデッツという選手が見事にヘディングで決めたのだ。後半早々の7分のことである。

これでおもしろくなったと思ったのだが、その後すぐにまたもアレクシス・サンチェスに決められ、バルサがリードを奪う。

しかし、後半は前半とは違い、レヴァークーゼンがとても攻撃できるようになった。何度かかなりのチャンスがあった。

あのバルサ相手に、これだけチャンスを作れれば、かなりのものだと思った。

しかし、やはりバルサは強い。決めるときに決めてしまう。後半終了間際に、ダニエウ・アウヴェスからのクロスをメッシが決めて3点目が入ってしまったのだ。

結局、3-1でバルサが勝った。

しかし、この試合を見終えて、一番の印象は、レヴァークーゼン、なかなかやったな、というものだった。

バルサのボールポゼッションは後半でも70%ほどあったようだが、バルサに迫力は感じられなかった。

バルサにそれほど迫力を感じなかったのはなぜだろうか?シャヴィがいなかったからか?後半途中からはイニエスタもいなくなったことも関係があるのだろうか?

スタジアムの観客もこの試合には満足したのではないだろうか・・・。

おそらく、バルサ相手なので、負けるだろうと思って観に来ていたと思うが、かなりの健闘ぶりだっただろう。

スタジアムの熱狂度もかなりのものだった。

特に、後半ブスケッツレヴァークーゼンの選手を故意にファウルしたにも関わらず、なぜかブスケッツではなくファウルされたレヴァークーゼンの選手にイエローカードが出た後は、相当にブーイングが出ていた。

そのブーイングを機に、スタジアム中が熱狂の渦になった。

あの去年のクラブW杯決勝のバルサとは明らかに違った。

レヴァークーゼンのこの試合を見て、(レヴァークーゼンには失礼かもしれないが)レヴァークーゼンでもこのぐらいできたのだから、バルサを倒せるチームは出て来るかもしれないと思わされたのだった。