何とブラジルも決勝トーナメント初戦で敗退した

これは残念でならない。まさかブラジルまでも、アルゼンチンに続き、ここで敗退してしまうとは・・・。

この試合、準々決勝ブラジル対パラグアイ戦は、こちらの時間で7月17日(日)午後4時から開始された。

今回のコッパ・アメリカは、特に思い入れが強い。というのは、我がチーム、サントスから3人もセレソンに選ばれており、特にネイマールの活躍を切に願っていたからだ。

しかし、この試合、ちょうどなでしこジャパンのW杯決勝と時間が重なったため、リアルタイムでの観戦はあきらめたのだった。これは、かなり残念だった。

それにしても、まさか負けてしまうとは・・・。残念でならない。1週間も早い敗退である。まだ大会は続くが、アルゼンチンに続きブラジルまで敗退してしまい、楽しみがなくなってしまった。

この試合、なでしこのハーフタイム時となでしこの試合の終了後の延長後半の途中からはリアルタイムでTV観戦した。

見る限り、常にブラジルは猛攻していた。何度か、自宅の窓の外から、ため息のような歓声が聞こえてきた。自宅隣のBarでは大勢の人たちがビール片手にTV観戦しているのだ。

ブラジルは猛攻していたようだが、どうにもゴールが決まらないようだった。

サッカーという競技は、ゴールの数だけで勝敗が決まる。いくらいい攻撃をしていてもゴールが入らなければまったく意味をなさないのだ。

この日のブラジルがまさにそれだ。

前試合で、ブラジルは調子を上げてきたと思ったが・・・。結局は大したことがなかったといわざるを得ない。

PK戦で負けたが、90分、もしくは120分間で決着つけないといけない。

今大会を見ていると、絶対的な強者などいない。力量はどの国も相当に拮抗しているといわざるを得ない。

ブラジルもアルゼンチンもそこまでの力がないということなのだろう。

日本と比べても、ブラジルが絶対的に強い感じはしない。

今や日本にも、本田や香川、それに長友や内田といったクラッキがいるのである。この大会に出ていたら、かなりおもしろかったと思う。

ベストチームでなくても、他の招待国のメキシコやコスタリカのように、準レギュラーで参加したってよかったのだ。それでも、かなりおもしろい勝負が見れたと思う。何もかも完璧に、まじめに捉えすぎる必要はないのだ。

PK戦は見ていたが、悲劇だった。

ブラジルは4人連続で全員が失敗した。女子W杯決勝のなでしこの結果とは対照的だ。

まあ、これは選手を責められない。極限の緊張状態で蹴っているのだから・・・。

ブラジル代表の公式戦は、W杯予選が免除されているため、2013年のコンフェデレーションカップまでない。

果たしてこのままで大丈夫なのだろうか?

今まで国民の支持を得てきたマノ・メネーゼスに対する更迭論も出てくるかもしれない。

コッパ・アメリカでは過去2大会で優勝してきているのだから・・・。それが、今回は8強止まりである。南米王者を誇るブラジルが、南米で8強にしか入れなかったのだ。

サッカーぐらいしかとりえのない国で、これは大問題だろう。

アルゼンチン同様、ブラジル代表も今後どうなるのか、注目なのである。